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アイドルの課金競争に思うことを指原莉乃の選抜総選挙を紐解き指原古参が徹底解説してみようという記事

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ども、こうずです。

 

最近はもっぱらAKBにも行かなくなり、イコラブなどの指原プロデュースアイドルも年に数回ペースに落ち着き、1年前はバーレスクに入り浸ってましたがここ数か月はかかかぶぶぶきききというグループの現場に足しげく通っています。

 

www.kouzu3.net

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そんなかかかぶぶぶきききですが、選抜枠争奪戦イベントと称して、シャンパンやチェキ、チップの合計数をポイント化し、それで競い、上位者が選抜メンバーとして選ばれるというものが定期的に開催されています。

 

ついこの前に第2回のイベントが終了し、昨日結果発表がありました。

 

今回は現選抜のうち下位2名と非選抜の上位2名の入れ替えという形。選抜メンバーの枠は現状7名なので、選抜からは7名中5名が選抜に残り、非選抜からは11名中2名が選抜になれるという争いになります。

 

 

こういう課金競争って今では結構スタンダードとなっていますが火付け役は間違いなくAKBの選抜総選挙でしょう。

 

ちょっとデータをググってみました。

 

第一回は2009年に行われました。

選抜メンバー:30名

立候補者:98名

開催日:2009年4月26日

場所 :赤坂BLITZ

 

1位:前田敦子 4,630票

 

CD1枚で投票権1枚換算(実際はファンクラブ会員枠とかいろいろあったので単価は違うんだけどわかりやすく1票1000円とします)とすると、1位のあっちゃんで463万円。

463万円でAKBのセンターになれた時代があったわけかぁと今となっては思うかもしれませんが、当時の規模的にはそんなもんでしょう。

 

では最新の選抜総選挙はどうだったのか?

選抜メンバー:100名

立候補者:339名

開催日:2018年6月16日

場所 :ナゴヤドーム

 

1位:松井珠理奈 194,453票

 

松井珠理奈さんが世界チャンピオン()と揶揄されるきっかけとなったものですが同様に1票1000円とすると1億9400万円で一位になれています。

 

ここまでくるともうよくわかんないですよね。1000万出すようなスポンサー()
が19人(社)いればできてしまうという考え方もできますし。

 

 

では私の永世推しメン()こと指原莉乃cが3連覇したラストの総選挙の結果を見てみましょう。

 

選抜メンバー:80名

立候補者:322名

開催日:2017年6月17日

場所 :沖縄県 豊見城市立中央公民館

 

1位:指原莉乃 246,376票

 

同様に1票1000円換算すると2憶4600万円となります。これは松井珠理奈より50000票多いわけです。

 

莉乃ちゃんの良さは以前、コラムを書かせていただいたところで詳細書いてますのでそのリンクを貼っておきます。

 

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簡単に言えば、莉乃cは100万円出すファン1人ではなく1000円出すファンを1000人獲得したようなものなのです。

もちろん中には1000円ではなく10,000円、100,000円出すファンもいます。そうして獲得した24万票。松井の19万票との5万票の差は数字で見るとさほど大きくは思えないかもしれないですが、実はファンの母数、莉乃cに少しでも興味を持ち1000円でも課金した人数で言えば圧倒的な差があったと、私は分析しています。

 

実際のテレビのレギュラー数、SNSのフォロワー数などはあくまで指標の一つにすぎません。握手会の完売数もそうです。SHOWROOMでの課金額や、グッズの売れ行きなども数多ある指標のひとつに過ぎません。

運営がどの指標を重視するかはまさしく運営次第ですが、指原莉乃というスキャンダルを起こした1アイドルがここまでの人気を集めたことは紛れもない事実であり、今なお芸能界で活躍し、プロデュース業などで自ら生きる道を切り開いている能力は賞賛しかないと、ひいき目を抜いても思う所です。実際、私への対応などもとても感謝していますし。(話が逸れるのでそれは別記事気になる方はご覧ください)

 

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要は、松井と指原の比較で何が伝えたいか?というと課金額、得票数、順位よりもその内訳こそ本質であるということです。

何人が投票したのか?どういう層が投票したのか?こういう中身こそがそのアイドルの本質であるわけです。

 

 

加えて松井と前田の比較で言えば400万から2億円と、1位の価値が10年でものすごく上がりました。

400万程度であれば100万出すファンが4人いれば達成できますが。2億となると100万出すファンが200人必要です。

 

4人と200人ではものすごい差ですよね。今は4名の太客で1位になれても10年後も4名しか太客がいなければ1位との差は1億9600万円開いてしまいます。

 

これはとても極端な比較ですが、今がよくてもずっといいかと言うと大きく不透明な世界であるということです。

 

 

少し、話を変えます。

 

AKBの象徴的なセンターとされた前田敦子cは卒業後女優の道で。

俳優と結婚し、子供もできましたが早くに離婚。シングルマザーとなり現在は個人事務所を立ち上げ社長兼女優として精力的に活動しています。

 

黄金期のAKBのセンターのイメージとはいささか違和感があるはずです。

個人的にはそんなバイタリティあるあっちゃんも魅力的だなぁと思いますが、それは私が長らくAKBを見続けてきての感情移入もあるでしょう。

 

世間的なイメージで言えば、AKBのセンターなら玉の輿に乗り、一生不自由なくずっと幸せな家庭を築いて暮らす。

 

離婚もしなければ、自ら事務所の設立なんて汗をかくことなんて考える人は少ないでしょう。

でもきっとあっちゃんは今が不幸せではないはずです。

 

 

結局、センターだろうとなかろうと、選抜だろうとなかろうと、人生は長いわけです。一生が約束された幸せなんてものはなかなか存在せず、苦労し、汗をかき、もがき苦しむ場面も人生の中には必ず出てくるでしょう。

 

ただ、一つ言えるのは前田敦子cのアイドル人生はきっと一生において思い出に残るものであることは間違いありません。

 

これは指原莉乃cにも言えるでしょう。アイドル人生の中でも紆余曲折は間違いなくあったでしょうけど、アイドルであったことを後悔したりはしていないはずです。

 

 

ここが重要だと思っています。アイドルとは結局のところ人気商売です。人気のあるメンバーが目立てるし、人気のない子はなかなか日の目を見る機会が少ないです。

 

しかし、多かれ少なかれどのメンバーにもファンがいて、活動する場もある。目の前のファンを増やし、指原的に少しでも気になってくれる、1000円でも出してくれる人、年に1回でも会いに来てくれる人を増やす、同時に毎週来てくれる人も増やすし、大事にする。こういうことの積み重ねで人気って後からついてくるものです。

 

私の経験談が例として適切かはわかりませんが…

私がSHOWROOMで指原にいじられたのは指原を推し始めた2008年3月から計算すると8年後です。

Youtubeのチャンネル登録者がここ1年で2000人以上増えたのも毎日投稿を始めてからだったり、扱うテーマが視聴者のニーズとあってきたからだと分析しています。

 

 

とにかく大きな成果を得るためには目の前の小さなことをコツコツと積み上げることが大事であるのはある程度どの世界でも共通なのではないでしょうか?

 

 

今、ダメだからあきらめるというのはもったいないかもしれないし、でも体調に影響するほどだったら他で活躍できる場所の方が心身ともに健やかにいられるかもしれない。こればっかりはわかりません。

最終的に決めるのは自分自身です。他の誰でもない。

 

自分が決めたことなのだから自分が納得するまでやればいいし、他にやりたいことがあればそう決断すればいい。そのように私は毎回考えています。

 

 

かかかぶぶぶきききに限らず、アイドル業界の課金競争はきっと今後も続くでしょう。予定調和ではつまらないので定期的にこのようなイベントで刺激することももちろん必要ですが、必要以上に疲弊するのは得策ではありません。結局AKBの選抜総選挙も10年もやっていれば予定調和になり、最終的には盛り下がりました。

 

 

私が思うことはつまるところ大きく2点です。

 

1つ目はメンバーが充実したアイドル人生が送れればそれでいいと思っています。

そのために順位が必要なら上位に行けるようにファンを増やす努力をしなければならない。

アイドルしていてよかったと思いたいなら自分の目標に向かってどう行動すればいいかを整理して愚直にコツコツやっていけばいい。

 

2つ目はアイドル人生だけが人生ではないということ。

平均寿命80歳超とかの時代なので残りの人生を考えて楽しいことが勝ち越せばそれでいいのではないでしょうか。そのために今が充実できれば極論、順位も何も気にしなくても良いかもしれません。

 

 

そんなお話でした。劇的な結末であるほど、何か思ったことを書き残そうという気持ちになってしまったので4000字を超えましたが書いてみました。

 

 

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