ども、こうずです。
前節が魂の引き分け。
あの試合ができれば…という期待で迎えた磐田戦。
ロメロ高木シルビーニョ鄭大世の前4人は化学反応起こりそう!🥰#albirex https://t.co/BpOtIgCBMI
— こうず коuzu (@kouzu3) September 5, 2020
試合終了。新潟 1-3 磐田 https://t.co/Hv8YFwVAYX #albirex pic.twitter.com/avOn0sgYNz
— アルビレックス新潟 (@albirex_pr) September 5, 2020
アルビはターンオーバーでスタメンを大幅に入れ替え。
そんな中でも出場し続けるマイケルマウロ小島の守備陣は本当にアルビにとって欠かせない選手だと再認識。
前線は鄭大世シルビーニョ高木ロメロ。悪くない。むしろどうなるのか見てみたい。
ボランチは島田とゴンサロ。これも悪くない。サイドが堀米と早川。早川のバックパス癖に関しては以前のレビューで書いたが、荻原の勢いがすごい中での堀米のプレーも今一度確認したいと感じていたのでいい機会だった。
この試合、穴があるとすればゴンサロ島田のラインでの守備がうまくいかない、展開がうまくいかない、両SBが後ろ向きになりすぎるくらいかなとスタメンを見て思っていたところ、思いのほか磐田が序盤にハイプレスを仕掛けてきて出ばなをくじかれる。
連戦続きの中央の守備陣をじわじわと消耗させていく。
それなのにフレッシュなはずの両SBもボランチもなかなかうまく連動しない。
ここで中島が中盤に入っていれば…と思う場面多数。
アルビには常にミドルシュートを狙うような前向きな選手が中島以外にあまりいないということが露呈された。
この試合、ボランチが中島福田のコンビであったらまた違っていたかもしれない。
たらればはよくないけど。
結果的に3失点。マイケルのミスを追求するつもりはない。申し訳ないがマイケルがいなかったら今まで引き分けていた試合は負けてるだろうし、勝っていた試合は引き分けか負けていただろう。それくらい今までのチームへの貢献度を考えればオウンゴールや1回のマークミスくらいで起こる気は毛頭ない。むしろ、そんな満身創痍のマイケルマウロを支えられなかった周りの選手の責任の方が重いと感じている。
やはり右SBは新井か大本が必要。左サイドは堀米よりも新井の方がパフォーマンスがいいように最近の試合からは感じてしまう。荻原は守備が改善すればそこに十分食い込める。
ボランチは島田もゴンサロも悪くは無いんだが、コンビを組むのが福田か中島であるべきだった。
前の高木ロメロは全く悪くない。ただ、ボランチより後ろからボールがつながらないのだ。磐田のハイプレスによって。
そうなると鄭大世とシルビーニョが前でキープできればいいのだが、そこはまだ連携不足が否めない。
DAZN解説の梅山氏も言っていたが、結局この試合の敗因は試合のマネジメントにあるというのは全く持って同感だ。
アルベルト監督はそこまで変な采配はしないし、むしろ采配が当たることの方が多いんだが、この試合では大局を見誤ったように感じる。
それとも勢いを増しかけたアルビの2枚替えの直後に3枚替えで勢いをつぶしたフペロ監督の作戦勝ちともとれるが。そこは見方次第だろう。
ただ、アルビが後手に回ったのは確かだ。前半の1-1の状態でもなんだかふわふわした雰囲気のまま試合時間が経過していた。後半そこでギアをあげきれなかったところは疲労だけではないと思っている。
欠かせない選手には中島とファビオもいるのではないか?
やはりファビオを温存するのはもったいないと思う。
鄭大世と組ませるときにセカンドトップ的になるのが果たしてベストかは判断に迷うところだが、ボールのおさまりが良い選手はアルビのサッカーで必要不可欠だ。
その上でOMFには至恩新太高木ロメロ秋山など担える選手が多い。そこはターンオーバーでも問題ないはずだ。
最後に、3失点したがGK的にはほぼノーチャンス。この試合でも絶体絶命な1対1の場面で何度もストップしてくれたGK小島は東口以来不在だった本当の守護神の座が帰ってきたようでうれしく感じる。J1に上がって完全移籍でアルビに来てもらいたい選手の一人だ。
次は千葉戦。
それを考えると中二日でも磐田戦は長崎戦のメンバーで臨んだ方が良かったかもしれない。千葉はアルビ同様メンタルに課題のあるチーム。実力がある磐田とはそこで差があり、ターンオーバーをしても付け入るスキがあったはずだ。
そこも踏まえて選手の使い方を改善してほしいと感じた試合。間違いなく今年今のところ一番悪い試合でした。