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去年アルビを低迷させた吉田達磨監督はなぜヴァンフォーレで残留圏に留まっているのか?

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この前の日曜日にヴァンフォーレ甲府川崎フロンターレの試合をダゾーン観戦しました。

かなり面白いゲームでした。

どちらのサポーターでも無いですが去年アルビの監督だった吉田監督の指揮が冴えていたので、なぜ去年吉田監督はアルビで失敗して、現在甲府ではそれなりにやれているのか?自分なりに考えてみました。

去年のアルビは皆さんご存知の通り、ギリギリでの残留を決めました。

またシーズン当初から指揮していた吉田監督を解任して臨んだジュビロ戦での劇的な勝利は私もいまだに見返すと涙が出るくらいの感動する試合でした。またその勝利が無ければ残留できていませんでした。

ではなぜ去年吉田監督を招聘したアルビは失敗をし、現在甲府は上手くいっているのか?

まず、去年の吉田監督は天皇杯で柏が勝ち上がっていたこともあり、アルビの監督として合流するまでの準備がタイトだったことがあります。

また、レオとラファ以外に目玉となる選手もおらず、吉田監督の掲げるポゼッションサッカーをするに値する技術を持った選手がそもそも少ないという問題もありました。

その前年に相当な戦力(少なくともアルビよりは)を誇る柏でもリーグで中位に甘んじる吉田監督の目指すポゼッションサッカーは、それを植え付ける作業も時間がかかり、それに順応できる選手もそれなりに選ぶということ、この大きく2点のミスマッチがアルビを低迷させた原因だと考えます。

対して今季の甲府はシーズン前からたっぷりと準備期間があり、吉田監督自ら外国人をリサーチしたとも聞いています。

なによりフロントに戻った佐久間氏がうまく吉田監督をコントロールできている点が、現在甲府がうまくいっている(少なくとも去年のアルビよりは)要因だと考えます。

逆に考えると今年の低迷も含めてアルビのフロントの考えの浅はかさが浮き彫りになります。

アルビもきちんと吉田監督と方向性のすり合わせをしたうえで選手を補強し、今年の甲府のようにチームのベースとなる戦い方に吉田監督のエッセンスを少しずつ与えていくやり方を取っていれば、そのような方向性をフロントが示していれば、去年あそこまで苦戦することはなかったかもしれません。

今年のアルビは三浦監督をJ3の長野から招聘してシーズンをスタートしましたが、低迷を続け、後任のロペス監督も結果が出せておりません。

つまるところ経営陣を含めたフロントがチームとしての方向性、土台を見失っているのではないでしょうか?

結局アルビのフロント叩きになってしまいますが、やはりフロントの怠慢は今に始まった話ではなく、田村社長が辞めてもそのマインドが変わらない現在のアルビの経営陣を見ていると、根は深いのかなと感じてしまいます。

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