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「推しは推せるときに推せ」という言葉が嫌いな理由

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ども、こうずです。

 

「推しは推せるときに推せ」という言葉あるじゃないですか。あれ前までは大して気にしなかったんですが近年いろんなアイドル(小生の目に入るのは特に48系なので具体的にはそれなのですが)がこの言葉を口にすることを目にする機会が増えてきて、いつか持論を記事にしたいなぁと思っていたのですが、今回遂に書いてみようと思います。

 

この記事を使って動画でも解説しています。そちらもぜひ。

 

2年後にまた解説しました。新チャンネルも立ち上げました。こちらはアイドルの話題専門チャンネルですので、ぜひ他の動画のご視聴とチャンネル登録をお願いします。

これを読んでる皆さんはこの「推しは推せるときに推せ」という言葉、好きですか?嫌いですか?

 

私は嫌いです。

 

理由はあとで書きますが、ここでは好き嫌いは特段問題ではありません。気に入った言葉であれば使えばいいし、気に入らなければ使わなければいい。それだけの話です。

 

私が嫌いというのもヲタクやファン側が使う分には特段嫌悪感はありません。イキってるヲタクが使ってるのを見るとなんだかなぁとは思いますが、まぁヲタクってイキリがちな種族だとも思うのでそれも大した問題じゃありません。

 

じゃあ何が嫌か?アイドル本人(要は演者側)がこの言葉を使って発信することです。

 

48メンもこの言葉を使うメンバーが結構います。具体的に誰がというのは避けますが。

 

 

じゃあアイドル本人がこの言葉を使うことの何が嫌なのか?

 

この言葉って「今後いつ何があるかわからないし、突然推しメンがいなくなったり、グループ自体がなくなったりするかもしれないから、行こうか行くまいか迷っているなら今目の前に推しメンがいるうちに全力でヲタ活して推しなさい」みたいなニュアンスだと思うんですよね。実際ウィキペディア的なところにもそう書いてありました。この認識は読んでる人のほとんどが同じイメージを持っているはずです。

 

dic.pixiv.net

 

 

でもそういうことってアイドル側から言うこと自体に違和感を感じませんか?

この言葉、もっと要約すると「将来的になんらかのネガティブな事案が発生する前に現場来たほうが良いよ」と言い換えることもできるはずで、そういう「将来的になんらかのネガティブな事案」があるんじゃないかとアイドル側がシグナルを発信すること自体がおかしいなと。

 

私は、ヲタクなのでヲタクとして勝手にネガティブになったりすることもありますが、アイドル側ってお仕事的にもそうですが基本的にはキラキラした世界、輝いてるステージで歌って踊って笑顔振りまいてって夢を与える立場だと思っているんですよね。誰かが元気になってほしいみたいな女神とか天使とかに例えられるような、そんな存在であってほしいし、演じていてほしいと思うのでポジティブな発信をするのがセオリーだと思うんですよね。

誰も自分が傷つくためにアイドル応援しないでしょう?ヲタクしないでしょう?

 

そんなポジティブ、活力の源みたいな存在のアイドル側がそういうネガティブ含みの発信をすることに違和感を感じます。

 

さらに言うならば、そのネガティブ要素が既に自分ではわかっているパターンがわりと多いですよね。例えば数か月後に卒業を控えてるメンバーが、しばらく来てくれてないヲタクを振り向かせるためにこの言葉を使ったりもしています。

 

それって今目の前にいるヲタクやファンにすごい失礼だなって思います。

 

確かにその娘のファンってアイドル人生の中でたくさんいてそのたくさんの人が巡り巡って今があるはずで、いざ卒業するとか引退するとかが決まっていたらもう残された時間が短いわけだからいろんなファンに会いに来てほしいという気持ちもわかるんだけど、結局「卒業」「引退」とかって決まった時点で避けることができないネガティブ案件なんだからそれをこの言葉を使って匂わせて少しでも発表時のファンのショックを和らげるみたいなことって逆にメンバー側のエゴだと思うんですよね。

ヲタクは結局悲しいときは悲しいわけで、緩和にはならないんですよね。

 

 

そもそも一番感謝を伝えるべきは今来てくれてるファン、自分の目の前の握手列に並んでくれてるファン、イベントに顔を出してくれるファン、手紙を書いてくれるファン、公演見に来てくれるファン、そういう「今」の自分と向き合ってくれてるファンなはずで、そういうファンは現在進行形で「推しは推せるときに推してる」わけなんですよ。「推しは推せるときに推せ」なんて言われなくても推してるわけです。

 

だから「推しは推せるときに推せ」って発信をアイドル側がすることは目の前のファン、今来てくれているファン全員をないがしろにしているようなもので嫌悪感を感じます。

 

卒業間際にいろんなファンに会いたい、来てもらいたいというアイドル側のエゴで今一番自分と向かい合ってくれているファンを傷つけているということをもっと認識するべきじゃないかなぁと思ってしまう。

 

 

そもそもこの言葉を使っているアイドルのうち、そこまでファン心理を考えて発信している娘なんか少数派だろうし、ファン側もここまで考えて受け取らないケースもあるかもしれない。けれども、やっぱり違和感を感じる。

 

 

ファンに対して「推してくれてるって感じない」って言っているようなものじゃないですか。余計に今来てくれてるファンに失礼だと思いませんか?

 

  

中にはファンと揉めたりして「アイドルも人間です」なんて逆ギレ発言するメンバーもいたりしました。そりゃあ人間なのはわかってるよとw

でもチヤホヤされたり、一般人では味わえないような経験、ステージに上がったり、メディアにでたり、いろんな有名人と共演したり、投票で順位を競って上位に上がったり、センターになったり、選抜に選ばれたり、そういうことを望んでAKB48というグループ、他のアイドルグループでも似たようなものですが、アイドルになったんじゃないんですか?

それに対してその娘の時間を破格の単価で買いまくってるわけですよヲタクは。

この前提をぶっ壊す「アイドルも人間です」発言。

こんなこと言うくらいならとっと辞めたほうが幸せだと思ってしまう。日本は憲法で職業選択の自由が認められています。

 

 

私は小栗有以cってすごいなぁとこういう記事を書くたびに頭によぎるのですが、ゅぃゅぃって一切SNSとかも含めて「アイドル小栗有以」の発信でネガティブなものって無いんですよね。

さっきから悪い例として取り上げてる愚痴的なものもそうだし、ファンを小ばかにしたような内容もそうだし、そういう発信が一切ない。全く隙が無い。キャラクターは天然っぽくて隙があるように見えるけど実際話すととても頭がキレる娘だなぁという印象もある。

 

みんなゅぃゅぃ見習おうよw

あの娘が一番のアイドルとしての立ち振る舞い方のお手本だと思う。

 

なのでゅぃゅぃから矢作にセンターを替えた当時のAKBのクリエイティブチームは最低だな、見る目無いなーと感じてしまう。これは一生叩けるのでまた機会があれば別掲します。

 

www.kouzu3.net

 

 

もちろん時に弱音を吐いたり、つらそうなところを見せる娘も人間味があっていいかもしれないですが、人間味とアイドル性は相反するものだと思うのでこれは捉え方次第かなと。個人的にはあまりいいとは思わないですが、必ずしもそうでもない場面があるのも事実なので難しいですね。

 

ただ、「推しは推せるときに推せ」発言は…

  1. アイドル側のエゴ
  2. 今来てくれている目の前のファンをバカにしている

大きくこの2点が良くないと思っているので個人的には嫌いな言葉です。

 

 

これはあくまで私の持論ですので賛否両論あっていいし、賛成派を論破しようとも思っていません。

ぜひご意見などあればコメント欄にてお待ちしております。

 

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