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第1節レビュー【アルビレックス新潟VSザスパクサツ群馬】

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ども、こうずです。

 

 遂にJ2開幕。

コロナウイルスだとかいろいろある中ですが無事開催ということで安心。

 

 そして試合前に読んだコラムにぐっと来てしまった。 

去年アルビのリーグ戦全試合DAZN観戦した私からするとアルビの欠点はGKとメンタル。これに尽きる。

コラムで小島さんが言っていたGKで勝ち点10は変わるというのは私も去年さんざん書いてきました。やっぱりそうだよなぁ…というのが正直なところ。去年勝ち点10載せていればプレーオフには行けていたわけですからね…アルビも。 

 

 ということを踏まえて気持ちを見せたプレーに期待。6000人もアウェイに来るなんて異常だからね!当り前じゃないからね!!

 

 

 アルベルト監督が開幕スタメンのGKに大谷を持ってきたとしたらかなりがっくりきていたところ、ちゃんと小島君がスタメン奪取してくれてました!

アルベルト監督の手腕は未知数だったわけですが、さすがに大谷では厳しいというのをジャッジしてくれたとわかったことがポジティブ要素大きいなと感じました。

 

スタメンを見ると大本堀米の両SBにマウロマイケルのCBコンビはかなり期待。

ボランチはゴンサロと秋山か…。秋山は守備面でどれだけ改善したのか?

至恩スタメンじゃないのか。

ロメロは町田の時の勢いのままいいプレーができるのか?

 

気になる点はいくつかありましたが試合へ… 

 

 

 結果的には3-0で快勝。

80分まではなかなか群馬の守備を破れませんでしたが80分以降立て続けにゴール。

前半は風下だったのもあり苦戦しましたが、小島君はキックの仕方を変えたりできていたし、DF陣もクリアの仕方を変えれていた。やはり守備陣はかなりハイレベルかもしれない。

 

去年との違いは若干ハイプレス気味になったというところと、最終ラインが高めというところと攻めに転じる時にボランチが最終ラインの真ん中に下がってビルドアップする可変3バックの形を取り入れていたのも見逃せない。

 

柳下監督時代ほどのハイプレスショートカウンターみたいなイメージとは違って、すぐ奪い返す、それからボールを保持しながらサイド攻撃主体で攻めあがるというのが基本系のように感じた。

 

ゴンサロのバランス感覚がすばらしく、秋山が前後に動いたところの穴をうまくカバーしていた。レオシルバともタイプが違うが、2002年のベットとか2006-7年のシルビーニョの強化版みたいなタイプの選手かなぁというイメージ。とても頼りになりそう。

 

また、秋山も3バックの真ん中に落ちてくることがあったり、守備面は去年と比べて改善がみられていたのはポジティブ要素だと感じた。

 

高木とシルビーニョは良くも悪くも去年と変わらず安定してハイパフォーマンスをしていた。高木はアグレッシブさがあるのが個人的にも好きなんだが、カードが多くなりがちなのが心配ではある。

シルビーニョもたまに凡ミスするが、彼のキープ力やテクニック面を考えれば目をつぶれる範囲内ではある。

 

ロメロが町田での好調そのまま、以前アルビに在籍していた頃のロメロとは違っていたのもポジティブ材料。これでは至恩君が外れるのも納得。

 

ファビオはマジでポストレオナルドとなりえる。しかもマンジーも控えているということで前線のタレントには期待がかかる。

高身長で速さもある、決定力もあるので魅力である。

 

ファビオをスタメンにするとじゃあ誰を外すんだという話もなるわけですが、これはいい意味で監督も悩ましいのではなかろうか。

 

GK小島君は群馬が大したチャンスも作れなかったのでビックセーブ的な場面は無かったが、足元の技術は明らかに大谷より上だと感じた。

前評判でバルサ式のサッカーには合う(足元技術あり)というのは聞いていたんだが、前評判にたがわぬポテンシャルは確認できた。あとはセービング技術でピンチを救えるかどうか。

 

J2開幕戦を全試合ハイライトで確認したが、J2のGKランク的には…

1位、上福元(徳島)

2位、ポープウィリアム(岡山)

3位、白井(金沢)

4位、セランテス(福岡)

5位、八田(磐田)

という所感がある。金沢を除くとすべて今シーズン上位を狙えそうなチームばかりである。

やはりGKはチームの要。勝ち点10変わるだけあるのでどこも補強はしっかりとしている印象。

 

次節は松本なので、さすがに決定機が何度かあるはず。そこで小島君が守れるかどうか見ものである。そもそもマイケルマウロのCBが強力なのでピンチを回避する場面も多くなるとは思うんだが。

 

あとは両SBがやはり非常に強力だということ。

大本は初見だったが、スピードもあって頻繁に攻撃参加できる。高い位置も臆することなく取れるというのは非常に魅力的。

堀米に偏ることなく両サイドからの攻撃というのが1つの攻撃の軸になるとしたら堀米と大本はかなりのキーマンである。

1999-2000年の木澤と中野(神田)の両SBを彷彿とさせる、いやそれ以上のクオリティがあると感じているので大変期待している。

 

逆にどちらかがケガや出場停止の時にどうするのかが心配である。途中出場した田上は大本のような攻撃面は期待でき無さそう(守備面は期待できそうだが)、小泉の右SBの守備重視版みたいなイメージなのでどうでるか。左はタイキがいるので心配していないが、大本が欠けると再び昨シーズン同様右SB問題が発生するリスクはある。

 

結果的に快勝したので問題ないんだが、80分群馬に守り切られていたまでは不満が残った。守備面は十分満足できたが攻撃のバリエーションが若干単調な印象もあったので守備を固めてきた相手にどう対応するか?これは継続的な課題になるだろう。

ベンチにファビオと至恩がいれば強力だが、新太もゴールするまでに2,3回チャンスを外していたので、それを決められるようになるとか、いろいろと精度を上げていかなくてはならない。

そういう意味ではロメロの突破力は案外地味ではあるが魅力的だと感じた。

 

 連携を深めてメンタルの波が出ないように、それができればコンスタントに結果が出ると思いました。

 

 アルベルト監督はチームの完成度はまだまだだとインタビューでも答えてます。期待します。

   

 

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