ども、こうずです。
1-1での引き分けで連敗は3でストップ。
前半はアルビのやりたいような試合運びができていたように思います。また相手の右サイドバックが川口ではなかったのも大きかったように思います。アルビから見て左サイドのカバーでヒシャルジソンのプレイエリアが広くなったおかげで中央~右サイドでアルビのブラジル人選手が躍動したと分析しています。
私はかねてよりこのブログでシルビーニョの技術面を褒めていましたが、ようやくフィジカルと連携面がかみ合ってきた印象。ブラジルトリオで崩しの形ができているのはアルビらしくて良いと思います。ただ、対策されたときに機能不全に陥るところをどうするのかが永遠の課題でもありますが。
新太がブラジル人選手、特にレオナルドとの連携面でうまくいっていないことに個人的には不満を感じています。
あれであればリョーマやシオンを使ってほしい。
もしくはシルビーニョを残して高木を左サイドにするとか。
右は新井とフランシスの連携が及第点レベルなので問題無いのですが、新太堀米の左サイドはどうしてもブラジル人選手との連携不足から単発に終わってしまう印象があります。
前回の記事でカウエと戸嶋の負荷が増さないと勝ち点を伸ばすのは難しいと書きました。
この試合では戸嶋が良い時の戸嶋だったように思います。特に前半は。
やはりプレーに波があるのはよろしくない…。普段からあのプレーをしていてほしい。
後半は球際で負ける場面が増えたことも劣勢の時間が長かったこととリンクしているように思います。
やはJ2は精神的にタフでなければ勝てません。それは球際の争いに際立って現れます。セカンドボールを拾えるか?いかにボールを奪うか?ここで主導権が決まり、試合の流れも決まってしまいます。
あとはやはり毎回言っていますがGKの能力不足。大谷じゃなければ引き分けの試合は勝っているし、負けた試合は引き分けていたはず。
柏のGK中村を見てもやはり数点分止めてますからね。
もう次の試合、失点して勝てなかったらGK変えるくらい通告してもいいのでは?田口の方がマシでしょう…。
ブラジル人にも一言。連携面で攻撃の形はできていますが、やはり歴代のスーパー外国人と比べると1段落ちるなぁと。
レオナルドも得点こそ決めていますが、PKでの得点も多いし持ち上げるほどではないと思っています。やはりエジミウソン、マルクス、マルシオ、ラファ、クラスの外国人がいないと対策されたときに効かなくなります。
DF陣はよくがんばってると思います。新井マイケル大武堀米がベストでしょう。
次節カウエが出場停止なので、高木がボランチに入るのか、小川が入るのか?
新井がボランチに入って右にサントスでも面白いと個人的には思っています。
吉永監督は試合後のインタビューで「これくらいはやれると思ってました」「1失点は覚悟してる」と発言していました。
これくらいやれるのを今見せても遅いんですよ。
あと1失点を覚悟して良いのは毎試合3点以上取れるチームが言うセリフ。だからGKが穴だということにいまだに気づかないんでしょう。
1失点も覚悟しちゃいけないんですよ。なんとかして毎試合無失点で済むようにありとあらゆる対策をするべきだし、それを怠っていると思います。
来季の監督選びは進んでいるんでしょうか?
来季の助っ人外国人は期待できるのでしょうか?
プレーオフ圏内すら絶望的な状況の今、何か動くとしたら上記2点でしょう。
そこは是永社長に期待したいと思います。今の順位がすべてを表している通り、予算規模は敗戦の言い訳にならないことが今期証明されてしまったわけですから。