α7SⅢレビュー。
購入してすぐに試してみた印象を静止画撮影に特化してレビューしてみます。
動画でも解説しているのでぜひ。
軽く自己紹介。
2015年からカメラを始めて現在7年目。
AKB48チーム8を追っかけて撮影していた「チーム8カメコ」
ゆえに人物撮影。アイドル、ステージでの動体の人物撮影がメインでした。
7年間の間に撮影会なども参加したりしていたのでポートレートもかじりましたがメインはやはりステージ上の人物撮影です。
作例はツイッターに載せていてブログにまとめていますのでそちらもぜひ。
α7SⅢ購入の経緯
なぜ今α7SⅢを購入したのか?
ここ2年くらいはずっとα7RⅢをメイン機として使用していました。
その前は一眼レフからミラーレスに移行したきっかけとなったα7Ⅲをメインで使っていました。それより前だとNikon機をメインにD4s、D850、D750などからCanonも1DXⅡや5D4、7D2などを使用していました。
α7RⅢは4200万画素を誇る高画素機です。しかしながらAFも連写も高画素機にしてはバッファもそこそこあり、そこまで撮影でストレスになることはなかったです。
しかしながらホールコンサートなど屋内での撮影現場が多くなることが増え、そのたびに高感度耐性的な面では不満がありました。
トリミングができる強みがあるので長距離離れた撮影では重宝できるのですがノイズ問題は解消しないままでした。
そこで高感度耐性の高いカメラと言うことで白羽の矢が立ったのがα7SⅢです。
α7Sシリーズの強みとしては動画撮影を取り上げられることが多々ありますが、私の目的は静止画撮影での高感度耐性、1点集中と言っていいくらいでした。1200万画素でどれだけ違うのか?試して見たさもあり遂に購入。
購入時のVlogは別で動画にしていますのでそちらもぜひ。
使ってみての感想
確かにノイズは減ったのが実感としてあります。屋内撮影のISO2000とかでも十分違いがわかりますし、現像の際に露呈するようなノイズもα7SⅢはかなり抑えられているというのがあるので結論は買ってよかったとなっています。
以前持っていたα7Ⅲよりも良いというのも感じているのでα7Ⅳとの比較はできませんが比較的期待通りの働きをしてくれるカメラであるという高評価をしています。
その他で言えばグリップ。これはRⅢよりも深くなっているので握りやすく撮影しやすさを実感しています。
AF精度もフラッグシップ機としてふさわしい最新のAFシステムが導入されているのでこちらもRⅢよりも食いつきが良く、ピンを外すことがかなり減りました。瞳AFの精度もRⅢより良い印象があるので例えばマイクにピンを持って行かれるなどのことも減りました。
連写とバッファについてはSDカードで利用したのでCFexpressだと段違いだろうというのは一旦置いておいて、やはり回復が早いです。RⅢは高画素機なのでバッファの回復に時間がかかります。これは良いSDカードを使ってもなので書き込みの遅いSDカードだとより地獄の様相です。しかしSⅢは画素数で言えばRⅢの1/3以下なので回復が早いのは当然ということです。
出てくる画の色味もいささか寒色風味でNikonというよりもCanonみのあるというか、肌色に改善がみられる印象があります。まぁここは現像でなんとでもなるので重要じゃないかもしれませんが。
というわけで撮影に投入してみてかなり高評価であるというのが繰り返しになりますが結論です。
現像前後の写真比較などはレビュー動画にて公開しています。
まだまだ新品で40万と、新作α7Ⅳよりも10万ほど高い価格面はネックとなる方はいるかもしれませんがそれでも買って価値あるカメラだと思います。少なくとも静止画利用が99%の私でそのような評価なので動画もバシバシ撮るという方からしたら一石二鳥なのでよりおすすめになるかと思います。以上でレビューを終わります。