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ハットトリック(HATTRICK)でのオークションでひどい目にあった件(サッカー/評価/評判/レビュー)

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私はアルビレックス新潟を1999年から20年以上応援しているサポーターでサッカー自体ももちろん好きだがアルビレックスというサッカークラブが一番好きだ。

現在、世界的にコロナウイルスの影響でJリーグも再開の見通しが立たないでいるが、そんな中クラブから選手のサイン入りユニフォームのオークションを開催すると発表があった。

もちろんコロナに負けるな!という旗印のもと企画されたもので、一種のクラブ支援企画でもあるわけだ。

 

オークション対象品は今シーズンの2NDユニフォームで未使用のものに選手がサインしただけという内容だった。

アルビレックスの是永社長はコロナの影響についてメディアを通して「このまま何もしなければ9月には資金ショートを起こす」と発言をし界隈でも話題になったが、その後是永社長は「何もしなければという話であって全力でクラブを守る」とも補足されており、私はその気概に心を打たれ(元々是永社長は優秀な経営者だと思っているのですが)今回のオークションへの参加を決意した。

 

そのオークションですが、クラブのHPなどで行われるものではなくハットトリック(HATTRICK)というクラブとは全く別運営のオークション専用のプラットフォームにて行われると発表された。

後から調べたが、そのハットトリック(HATTRICK)の運営会社はデュアルキャリア株式会社という所で、社長は元Jリーガーの嵜本晋輔氏だ。

嵜本氏と言えば、ガンバ大阪を戦力外になった後に起業家として成功した例としてメディアに取り上げられているのを見たことがある方もいるかもしれないが、ガンバ以外のサポーターにとってはJリーグの比較的コアな部類のファンにしか選手時代を思い出せる人はいないだろう。

 

今回、そのハットトリック(HATTRICK)でとても嫌な思いをしたのでこのブログでその顛末を紹介したいと思う。

 

私は某選手のユニフォームを落札することができた。通常1-2万程度のユニフォームにサインが書かれているだけだが倍額以上の金額がかかった。でもクラブのため、クラブの存続のため少しでも力になれればという想いで個人的には納得していた。

オークション終了後、その翌日には落札代金の振込を行った。落札後にハットトリック(HATTRICK)から届いた落札後の案内メールに書かれた口座に間違いなく振り込みを行った。

それから数日後、振込期限の1日前の夜8時過ぎにハットトリック(HATTRICK)から1通のメールが来た。

「入金の確認が取れておりません」

私はさすがに目を疑った。すぐに保管していた振込の控えの用紙を確認したが、間違いなく指定された口座に振り込んでいる。

振込名義人に何か記載漏れがあったのか?と自分を疑ったが特にそのような案内も再度メールを確認したが記載されていないのでそこも問題が無い。

私はすぐにそのメールに対して振込の控えを添付して振込済みである旨を返信した。

何かの手違いで口座に着金できていないのか?しかし十分に日数が経っているのであまり考えられない。ではハットトリック(HATTRICK)という運営が詐欺を働いているのか?メールの返信がその日には無かったので他の手段で問い合わせをしようにも電話番号が調べても出てこない。デュアルキャリア株式会社の電話番号を見つけたが「現在使われておりません」のアナウンス。私の不安はどんどん深くなっていく。

このような場合、つまりもし振り込んだのに先方で着金できていない場合、いくつか確認の手段があるが例えば一旦振込人側が組み戻しという処理を行って資金を引き揚げたのちに再度振り込みを試みるとか、銀行側に振込処理の確認を行ってもらうとか、どうしても確認が取れない場合は資金の経路の確認と同時に期日を変更するとか、対応はいくらでも取れる。それも双方で連絡ができればだ。

しかし今回は入金期日の前日の夜にそのようなアナウンスがあった。振込は翌日の15時が銀行のリミットである。

そのような催促のメールをしてくるということと問い合わせ窓口がメールしかないということはレスポンスが早いのが前提である必要があると思っている。

優れた企業であればその案内が手違いでミスであっても返信から1時間以内には確認を取り連絡をよこすものだ。

並の企業でも翌朝に確認して遅くとも午前中には連絡をよこすはずだ。

 

しかしハットトリック(HATTRICK)は違った。私に返信のメールが届いたのは入金期日当日の14時前後。もし入金が確認できていなかったら残りの1時間で銀行に行き、諸々の手続きをする必要があるような局面だ。普段会社勤めをしていて急に銀行に足を運べる人はそうそういないだろう。

 

結論から言うと今回はハットトリック(HATTRICK)側の確認漏れによる間違ったアナウンスであることがわかった。やはり私はきちんと振り込みを行い、代金は間違いなく先方に着金していたのである。それを見落とし、間違ったアナウンスのメールを送信してきたことを認め、定型の謝罪文とともに1通のメールが来ただけで私への対応は終わった。

 

私は最初の返信以外にも何度かコンタクトを取れないか試みてメールを送ったが一向に返信はなかった。ハットトリック(HATTRICK)からの返信は上述の期日当日の14時のメールのみだ。

 

通常、催促のメールと言うのは通常のメールとは異なり、よく確認した上で送信する必要があるはずだ。今回のように入金しているのに自社の確認漏れで間違ったアナウンスをしていた場合、信頼を大きく失うからだ。

 

入金の確認という業務自体は何もオークションサイト特有のものではない。一般の事業会社も売掛金の消込などは経理が行っていて、今回のも処理的には全く同じものだ。いわば事業を継続していくうえで基本となる作業である(最近はフィンテックなどでAIがやれるようにもなりましたが)

 

嵜本氏は事業拡大をメディアに取り上げられ、それが挫折からの成功体験と持ち上げられていますが、実態は非常に脆い会社であると認識しました。

 

今回のような企業の信頼の大きく影響を与えるイージーミスが社内で見過ごされていることがその企業体質を物語っております。

 

少なくとも私は今回の件でハットトリック(HATTRICK)で行われるオークションへの参加は二度としないと心に決めました。

 

クラブへの支援の気持ちで、少しでも力になれればという想いに大きく水を差されたからです。

 

クラブへの支援は別にオークション以外でも可能です。私は今後はそのような方向を模索しようと思います。

 

今後もコロナの影響などで今回のようなオークションの企画は特に増えてくるかと思います。ましてやハットトリック(HATTRICK)はサッカーやスポーツに特化したオークションサイトであるので、より活発になってくるでしょう。

しかしながら、その運営会社は非常に内部体制が脆く、サービスも満足できるレベルには到底達していないということを少しでもレビューとして私の1体験が共有されれば幸いです。

 

最後に落札品が届いたのでその期間についても触れておきます。

5/6にオークションが終了。5/13が入金期限。5/15に順次発送すると連絡があり、商品が到着したのが5/23。

これを遅いという人は居れど早いという人はいないでしょう。重ねて言うと「HATTRICKとはそういう会社」ということです。

ご利用は自己責任で。

 

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