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【AKB48】チーム8公演「君も8で泣こうじゃないか」トップリードプロデュースここがダメ!

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トップリードプロデュース「君も8で泣こうじゃないか」公演をこの前初めてみて、セトリや演出や構成についてあーだこーだと批判したり(一部褒めたり)してましたが、決定的に良くないと思ったのがユニットの曲間にある「セリフ」と夢へのルートの前に読み上げられる「作文」です。

<公演の感想はこちら>

今回は、なんでそこが悪いと思うのか?あたくしの完全な個人的見解をつらつらと解説していきたいと思います。

 

・劇場公演はドラマチックなものだ

これは、ドラマ仕立ての〇〇という話では無くてライブでのパフォーマンスにおいて11回それぞれドラマチックな場面に遭遇するんですよ。

とっても抽象的な表現なので説明するのが難しいのですが、例えば何回か公演を見たことがある人からすると「今日の〇〇ちゃん、前見た時とここが違うな…」とかから「今日のお客さんは面白い人が多いなw」とかも含めていろいろと…、ただ曲に合わせて踊っているだけではなく、そこを基点にいろいろな視点から見ることであらゆる変化を楽しむことができます。

これがすなわちドラマチック100%(あきら100%みたいに書くw)というニュアンスでは無いです。もちろん生誕祭や周年公演とかのメンバーのスピーチが非常に感動的だったとかサイリウムの色が統一されてて綺麗だとかいろいろな瞬間も含めたライブでの出来事すべてで感情が揺さぶられることはすべてドラマチックな出来事だと思います。

 

・ライブは生もの

「ライブは生もの」とは良く耳にする言葉だと思います。特に劇場公演は抽選入場なので事前にどの席で見れるかも確定していません。

今日は干されたから上手お立ち台だった…とか、今日は良順でセンター3列目に座れた!とか、その日によって見るポジションが違えば当然同じ公演でも見え方が変わってきます。

最前からだと近すぎて〇〇ちゃんの汗までよく見えた!とかがあっても、上手お立ち台からでは下手の奥のメンバーまで見れたりなどポジションによって見え方が違います。これは視野的な意味で。

ということは感じ方も変わってくるわけです。お立ち台から見える端っこのメンバーの一生懸命なダンス、最前から見えるメンバーの必死さ、それぞれのポジションで同じ「頑張り」でも違う見え方をします。

これはあくまで1例ですが、そのようなメンバーの「頑張り」は決して作られたものでは無いということも同時に感じられるはずです。だから「ライブは生もの」と言うのではないでしょうか?

 

・「セリフ」や「作文」は嘘っぽい!

ドラマチックで純度100%(○○100%ってワード気に入っちゃったw)のライブの演出に「セリフ」や「作文」は果たしているだろうか?

もちろん、演劇をしているのなら話は別です。でも例えばメンバーの表現力を高めたいと思ってやっているのなら、やる場所が違う。

AKBの劇場公演は作られたものでは無いし、予定調和な見せ物では無いと思っています。

だからこそ、今回のトップリード公演の演出・構成に含まれる「セリフ」や「作文」はそれを『作りもの』に感じさせてしまっているし、感動的な作文で安易にファンを釣ろうとする演出側の予定調和が見て取れるところが良くないんです。

 

組閣が発表されてあたくしが思ったのは「8が兼任することで劇場公演が面白くなる」ということでした。

これは現在の8メン(特に初期メン)は本店メン以上にパフォーマンスで「魅せられる」メンバーが多いと思っています(もちろん8ヲタなのでひいき目もあると思いますが)。

8メンが各チームの公演を引っ張る様子が頭に浮かんで楽しみだなぁと思った次第です。

 

それは先日見た8公演で確信に変わりました。

やっぱり今まで見てきた公演の中でもメンバーのレベルは高い次元で安定しています。

つまり、余計な演出が無くても十分ファンを感動させられるし、ドラマチックだし、作り物ではない「頑張り」を目の当たりにできます。

 

せっかく良い食材でも調理方法を間違えると食べれなくなることがありますよね。シェフはアレンジしたつもりでアレコレと奇抜なことをしても、結局シンプルに調理したものの方がおいしく感じるということもあるのではないでしょうか?

 

プロデュース公演はセトリも構成も演出もプロデュースできます。今回の8公演、このやり方がトップリードのやり方なのでしょう。

 

だとしたら食材を活かしきれていないなぁと感じてしまいます。まして8メンとお仕事を何度もしてきているはずなのに。

 

彼女たちは既に十分力をつけていると思います。もっと実力を信用してあげるべきだと思います。

 

だからこそ「セリフ」と「作文」の演出は余計なのです。

今の8は純度100%、そのままのパフォーマンスで十分なのです。むしろ、100%のパフォーマンスを120%に引き出せるようなセットリストや構成に頭を使うべきだと思うのです。

 

 

その点、莉乃cはセトリ考えるの上手だなぁと思いますね。さらに言うと小嶋陽菜cもセトリ考えるの上手いです。

陽菜cは爆上げ公演のセトリもそうだし、こじまつりもそうです。とってもいいセトリと演出。

莉乃cはHKTのコンサートや、最近だとゆいゆいのソロコンも良かったです。

 

 <動画にまとめてます↓>

やはり見る側も演る側も見えているのでしょう。この2人の考えたセトリで文句があったことはありません。

同時にこの2人は特殊な方だとも思います。メンバー個人にセトリを考えさせると、だいたい好きな曲を詰め込んで全体の構成がバラバラになったつながりのないコンサートになりがちです。しかしこの2人の場合はそこが違います。好きな曲を入れながらも全体が見えているので飽きないんですよね。

 

個人的には僕の太陽公演を今の8メンバーがやってくれたら、それこそ圧倒的に楽しいと思っています。

組閣後の新公演の演目は何になるんでしょうかね?結構楽しみにしています。

 

<チーム8関連グッズ>

 

 

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