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【感想・評価・評判・比較・レビュー】Nikon(ニコン)D750を1年使った感想と高感度撮影の限界を実写で見ながら書く【ノイズ低減】

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ちょうど【カメコ的視点で】振り返るシリーズを毎日ブログに記事としてアップしていますが、NikonD750というカメラを使って(買い戻したり売ったりが多々ありましたが←)、1年以上が経った今、一度実使用に基づいた感想などを書いていこうと思います。特に最近多くなった高感度撮影にもフォーカスをあてて書いていきたいと思います。

 

初めて使ったのは去年の10月の常滑で、続く富士スピードウェイのイベントでもメインとして使用しました。

 

・なぜD750を買ったのか?

当時私のメイン機材はNikon機でもD4sというフラッグシップ機でした。しかし、半年間使用して5回もシャッターを壊すなど、安定して使用できないことが相次ぎ、毎月数回はニコンサービスセンターへ足を運ぶ日々を過ごしておりました。

「シャッターが壊れる」と言ってもいろんな原因があると思いますが、こと私の場合においては…

「連写のし過ぎ」

この一点に集約されてしまいます。私の使い方が悪いのもそうなのですが、使ったことがあれば共感してくれる方もいるかもしれません。快適にシャッターが押せてしまい、しかもほぼ途切れることなく連写することができるのです。(XQDカード使用の場合)

もちろん私の持っていたカメラが「はずれ機」で個体差の悪い部分が出ていたのかもしれません。

XQDカードとボディの相性というか限界を超えるくらいの連写をしてしまっていたのかもしれません。

いろいろと原因の仮説は立てられるのですが、これだ!という原因は特定できないまま、このいつシャッターが壊れるかわからない状況で遠征してまで撮れなかった場合のリスクについて考えるようになりました。

そんな中、有名カメコ()でも使用している人がいて、値段もD810以下、重さも軽いという機材としてD750を認識しました。

そしてD4sのシャッターが壊れること5回目。私は機材の入れ替えと同時にD750の購入を決断しました。

 

・実際に使ってみて

常滑で初めて使った時は、連写やシャッターのフィーリングからD4sと違うところが多くあって(当然だろw)、個人的にはあまりうまく撮れませんでした。

しかし、それを踏まえて臨んだ富士スピードウェイでのイベントでは、ポジションが良かったり、いろいろな複合的要素があったにせよ、常滑のときとは比べ物にならないくらいの手ごたえ()を感じました。

特にD750とニーニーに組み合わせで撮った麟cの写真は今でもお気に入り写真の一つです。

ここで、1D4s使用時代との違い。特にカメラの性能と言うよりも使う側の使い方の違いとしては、「シャッターチャンスを予測すること」への意識がグッと高くなりました。

これは無駄に猿連写()していたころに比べて、D750は連写性能も落ちますし、バッファも詰まります。D4sの時と同じ使い方をしていては撮りたいタイミングを逃してしまいます。

なので、より「ここのこの瞬間は撮りたい」という場面ではバッファに余裕がある状態での撮影を心掛けました。

そうすると、D4sで猿連写していたころに比べて画像の選定も早くなりました(=無駄な写真が量産されない)し、シャッターが壊れるということも無くなりました。

 

・その他機能的な面で使用した感想

私の中で、理想のカメラというと軽くて、ボディ内現像ができて、Wi-FiBluetoothで無線転送ができて、高感度に強くて、連写ができるという5点があるのですが、D750は連写以外の4点は大体クリアしているんですが、高感度はあとで書くとして、無線転送とボディ内現像について少しだけ。

D750D7200もそうですがWMUというアプリをスマホに入れるとボディとの接続がWi-Fiでできて画像転送が容易にできます。

最近のニコンのアプリはSnapbridgeが多くなっていますが、私個人的にはWMUの方が圧倒的に使いやすいです。これはSnapbridgeが説明書をよく読まないと使いづらいところと

(半面WMUは感覚的な使用でも使いこなせる)、接続が方法によってあまり安定しない場合があることもWMUをオススメする大きな理由です。

 

・高感度撮影に関して

D4sの強みと言えば、連写機能のほかに「高感度耐性」というものがあげられると思います。D750へ切り替える際にも、高感度耐性は気にしました。

しかし、をっさん氏のこの作例を見させてもらってから、D750D4sよりもともすると高感度耐性は上なんじゃないか?と思うと同時に、1年経った今、トータルバランスで考えるとD750の方が私の使い方としてはメリットが多いことがわかりました。

<をっさん氏作例↓>

 

 

あの暗黒と言っていい代々木体育館での撮影で、これだけ鮮明に撮れているのはもちろん技術面ももちろんですが、「設定と撮り方によってD750で十分対応可能」と判断するに十分すぎる材料でした。

D4s328VR2のこうずさん作例↓>

 

 

私はこの時、D4sD810の二台体制にレンズは328という明るいレンズで臨んだにも関わらず、全くもってダメダメでした。(作例はD4s+328の組み合わせ)

今思うとかなり熱いメンバー&夢へのルート衣装と考えると今の時点でリベンジしたい現場トップ3には入りますw

 

最近の私の機材はD7500D750にレンズはTAMRON150-600/f5-6.3G270-200/f4Gを主力として撮影しているのですが、ちょうど数日前のイコラブ現場ではなかなかの暗黒現場でどうやって撮影するか?考えてしまいました。

組み合わせとしてはD7500には70-200をセットし、D750には150-600をセットして臨みました。

曲中は高感度耐性の強いD7500をメインに、MC中など動きが少ないときはD750をメインに機材を入れ替えながら撮影しました。

D750イコラブ暗黒現場作例↓>

 

 

(被写体ブレしない)ギリギリまでSS(シャッタースピード)を落として、ISO感度も上限10000で撮影。D750でのISO感度は10000でも緊急事態ではある(どんなに上げてもISO6400くらいまでが許容範囲)のですが、やはりブレて撮れなかったよりもザラザラでも撮れた方がマシ()という理論に基づいて撮影。ISO10000SS1/160、f5.6というのはかなり攻めた設定だと自分では思っています。いくらMC中で動きが少ないとはいえSS1/160はともすると被写体がブレまくる可能性がありました。でもツイッターで見る分には(拡大して見なければ←)、そこまで気にすることもないかな?許容かな?と思ってアップしました。

やはり理想(の設定諸々含む)は、をっさん氏の作例がベースになっています。

ただ、体育館以上にこの日のラクーアは日没後の要するに夜の撮影だったので、粗末な照明以外のライティングは全く無しという状況でした。

D750の性能もさながらTAMRON150-600G2の性能も改めて信頼感が増しました。

600mmまでカバーしている超望遠ズーム(しかもそれなりに軽量)でありながら、f値が暗いのが唯一の難点(まぁしょうがないんですが)だったのですが、設定次第で十分暗黒現場でも使えるということもわかりました。これはレンズ側の手ぶれ補正が効いている点も大きいと思います。

 

・まとめ

D750に関して実際の使用に基づいて色々と書いてきました。

D4sよりも画素数が8MPも多くて高感度耐性はイーブン以上。

ボディ内現像と無線による画像転送(リモートも含む)が可能。

軽量ボディ。

少なくとも私の求める性能は連写以外すべて満たしています。

中古での価格も12万円前後で落ち着きつつあるようですし、初めての1台としてもステップアップの1台としても、私のようにフラッグシップでの不満からの買い替えであっても柔軟に対応できる要素が詰まっているカメラだと思います。

「困ったらこの1台!」というのに一番合っているカメラかもしれません。

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