毎年新メンバーを採用しているAKBさん。もう20期の募集が始まっているということで17期から毎年新しいメンバーが加入している一方で、大規模なリストラとも揶揄された既存メンバーの卒業ラッシュと海外移籍で大きく様変わりしつつあります。
ただ、一方で直近のAKBで一番盛り上がった時期はいつかな?と考えるとやはり根も葉もあたりでしょうか。
当時センターだった岡田奈々さんは人気トップクラス。スキャンダルにより結果としてグループを離れましたが、スキャンダルがなければ今でも握手券売り上げトップであったことは間違いないでしょう。
また三銃士として次世代メンバーの中に組み込まれる時間が長かったこともあり、いよいよAKBの顔として売り出せば3年程度は持たせられたかもしれない時期にスキャンダルだったのでAKB運営的には誤算だったかもしれません。
その世代で孤軍奮闘しているのは今や村山彩希さんのみ…。前総監督の向井地さんは知名度ほどの人気はAKB内ではないのが現状。
となると売り上げ上位で言えば小栗倉野尾のチーム8組。しかしこちらもエイトの主軸メンバーのほとんどが卒業済み。残っているこの2人がエイトのラストピースであり、最後の砦というところでしょうか。
次点では16期の山内瑞葵cが序列的には上がってきますが村山小栗倉野尾とはまだ差がある現状。
17期でセンターに抜擢された佐藤cも現状はTOP3とは離されてます。
となると明確なのがAKBにはある程度の積み上げが必要ということ。下積み期間が結構必要そうだということ。
個人的にはTeacherTeacherの後にずっと小栗cを売り込み続けてたらゅぃゅぃがAKBの顔となってただろうと思いますが、センター迷走時期のあおりを食らったような気がしてます。
また根も葉もの時には横山結衣というハイパフォーマンスかつビジュアルを兼ね備えたメンバーがいました。シンメにはIZONE帰りの本田仁美という万全の体制。
こういう圧が現状ではなかなか出せてないんですよね。もちろん圧があればいいってわけじゃないけど、今のAKBで言えばゅぃゅぃセンターにして村山倉野尾で挟む形がそれになるんだろうけど、それをもう2-3年前にやっときたかったよねという話。
これからを考えるとそういうポジションにつけるメンバーを育てる必要があるわけですが、鬼門の握手会売り上げがなかなか新メンバーたち苦戦している模様。
17期で言えば佐藤、橋本、水島
18期で言えば秋山、八木
このあたりが頭角を出しているように見えますが誰が一抜けするだろうか?は注目でしょう。
一方で握手券売上を別で歌やダンスのスキルで言えば個性派は少なくなった印象。
うまい子はいるんだけど癖がないというかアクが強くないというか。
エイトで言えば横山、本田、中野、下尾あたりがダンスメンバーとしてしのぎを削ってましたが、やはり横山、本田がちょっとワンランク抜けてましたよね。
個人的には本田は努力の人で、横山はセンスの人というイメージもありますが。
歌唱力No1選手権なんかも毎年の恒例イベント化しましたが、あれはなかなか通常の活動に横展開できてないですよね。
HKTとかSTUとかAKBのコンサートに言っても、歌唱コーナーがあるわけでもなかったりあったとしても一部メンバーをフィーチャーしすぎてる感がかえってよくなかったり使いどころが難しいですよね。
その点ダンスのほうが曲の転換とかで挟めるのでコンサート向きではあるのですが…。
かといってUZAみたいな曲ばっかりなのも萎えちゃうのでねぇ…
圧倒的人気メンバーを育成しつつ個性派なパファーマーを育てる。これが広く注目されるには必要だと思いますが、個人的には今の規模感でもAKBがなくならなければそれでいいと思っているのであくまでAKBがバズるには?という問いに対しての話ということで。