ども、こうずです。
前回J2ゴールキーパーランキングを書きましたが、今節は藤田君がMVP。おそらく今節J2ベストイレブン級の活躍。
流石に安定感とかビックセーブ率とかの回数や実績を踏まえると今節だけの話なのでポープウィリアムや白井とまではいかないけど、単発で見てもセランテス並みの活躍をしたと思います。
今日のMVP。大MVPは文句なしにGK藤田くん!
— こうず коuzu (@kouzu3) August 2, 2020
だからしつこく言った通りキーパーが止め続けたらサッカーは負けないんですよ。
いやー、東口が止めまくってた頃と今日の藤田くんは被った!これは小島くんも復帰したからといって即スタメン復帰とはいかないかもしれない。ポジティブ出来事!#albirex https://t.co/xUBSezzGLL
口うるさくキーパーの重要性をここでは何度も書いてきましたが、それが証明されましたね。
キーパーがビックセーブで実際なら入っていたようなシュートやチャンスをつぶせば負けないんですよ。
歴代新潟至上最強GKは東口だと思うんだけど(ヒーロー的には野澤←)、東口が大活躍した当時のアルビはマルシオがいたり川又がいたり攻撃陣も華やかだったのであまり印象が無いって方もいるかもしれませんが、柳下監督当時(2012-2013くらい)にアルビが躍進したのは東口が何点分も止めたというのが一番大きいと個人的には記憶しています。
マジで4点分止めれば負けない!
— こうず коuzu (@kouzu3) August 2, 2020
大谷に替えろとか言ってた人は去年の試合見てない人だって俺は言い続けてきたけど大谷は去年ここまで活躍した試合1試合も無いから!
藤田くんと小島くんのスタメン争いでGKの質が上がるのは本当に好材料!#albirex https://t.co/XnsWhUw8Sg
去年のシーズンで私の大谷への信頼はゼロを通り越してマイナスになっています。理由はやはり東口のようなビックセーブでチームが救われることを知っているだけに、そういうプレーが無いどころかミスが多く、選手層的にも替えの選手がいないこともあり大谷が出続けてとりこぼした試合が多かったためです。これは事実、昨シーズンのJ2での順位、一番わかりやすいのは得点数と失点数の比較にも現れています。(批判ではなく事実を指摘しているだけです。)
この試合の藤田君のような活躍が一度でもあればまだしも、それすら無いですからね。
今シーズン、2節から出続けてミスもあった藤田君ですが、それでも私は「大谷よりは全然いい」と書き続けてきました。
「大谷に替えろ」と安易に言っていたサポーターとは違うわけです。(小島君の方がいいとは書きましたが)
ですが、今回の活躍で小島と藤田のGK争いが進めばチームの底上げにもなってポジティブな材料だと思います。
ビックセーブ以外にもビルドアップの部分やパス回しでも安定していた足元の技術は特筆すべきものがありましたし、若手を育成していくというアルビの方針に我慢して使い続けたアルベルト監督の行動が重なっていて、チームとして一丸となって進んでいるように感じられるのも良い材料です。
さて、試合を振り返ると金沢同様ハイプレスショートカウンターがスタイルの栃木相手に苦戦。
やはりアルビのサッカーはハイプレスに弱いです。
DFでボール回しているときにプレッシャーが来るとリズムになかなか乗れないですし、新太とマンジーのコンビネーションも未完成。さらに言えばなかなかリズムよく前線までボールが来ないので新太やマンジーも独りよがりなプレーが出がちでチャンスにならない。
秋山がボランチではなく1つ前でしたが、彼は突破するタイプではないのであまり向かないかなぁと。むしろ中島はユーティリティさを感じました。もうちょっとドリブルできれば高木くらいのクオリティにはなりそう。得意のミドルシュートが何度もブロックされてたのが残念。もう少し判断早くなるとより頼もしいなぁと感じたり。
後半は至恩、シルビ、大本が入りましたが、大本は良い選手ですね。
スピードがあって。キムジンス見てるみたい。
あとは前向きなのが良いですよね。
アルビの選手ってDFからのビルドアップでここで前にテンポアップ!って場面がなかなかなくて、またDFに戻してやり直し…が多いんだけど、大本の場合はバックパスよりも前線に当ててとか突破して…とかの方が多いので見ていてワクワクします。至恩くんもそうだけど。
シルビーニョは確実に攻撃が活性化する存在なんだけど、パスが毎度若干ズレたり、うまくキープできなかったりの細かい粗が目立つんですよね。間違いなく良い選手なんだけど、レオシルバみたいにカバー範囲の広い選手が近くにいると彼のようなタイプは生きるんだけど、今のアルビの選手ではそこまでできる選手は限られてますよね。。。
後半の方がアルビのリズムで進められましたが、栃木も後半体力落ちてきたかな?というところでも踏ん張っていて結局得点できませんでしたね。
ハイプレスショートカウンターサッカーの弱点は後半に体力が落ちるというところなんですが、金沢よりも栃木の方が体力ありますね。手ごわい。
まぁ藤田君が止めてなければ負けてた試合ですからかろうじての勝ち点1。
前回も書きましたが、連勝しないとJ1へは上がれません。
既に1位の長崎とは3試合分も勝ち点差が開いています。
加えてコロナの影響がいつ出てくるかもわかりません。
実際大宮ー福岡が中止に。これは延期という扱いですが、リーグの規定として75%消化できれば成立とみなされるので、試合数が純減するチームが出てくる可能性も残っています。
となると、試合ができるうちにたくさん勝ち点を積まないといけないわけです。毎度のように後半戦になってギアがあがるようじゃダメ。
次節は上位の大宮と。ここで勝てれば流れは大きく変わるでしょう。