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「黒い羊」披露にみる山口真帆とNGT事件への雑感

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ども、こうずです。 

 

 NGT48から山口真帆さんを含めた3名の卒業公演が先日行われました。

 

 そこで欅坂46の「黒い羊」という歌を歌ったことが反響を呼んでいます。

 

 

 

zakkan-vivi.com

この曲の歌詞の意味から、運営への批判を込めて歌ったとされる向きが多かったので「本当にそうかな?」と思い、「黒い羊」についていろいろ調べてみました。

 

欅坂46のMVを見ると平手さんが主人公となって赤い彼岸花を用いてストーリーが続きます。

山口さんのパフォーマンスでも同様に赤い彼岸花が使われてました。

そこでまず赤い彼岸花の花言葉を調べてみました。

赤の彼岸花(ヒガンバナ・曼珠沙華)の花言葉は「情熱」。

 

「情熱」だそうです。

 

また、「黒い羊」という言葉の意味を確認してみました。

ーーーーーーーーーーーーーー

仲間でありながらもその集団に
馴染めない者を決して仲間とは認めず、
厄介者として迫害したり、
排除してしまう様なことを
集団心理学で
「黒い羊効果」と呼びます。
白い羊の群れに一匹だけ混ざった
黒い羊が仲間と認められずに
排除されてしまう聖書の内容にちなんで
1988年に命名された現象です。

シンプルに言えば、
厄介者とか、変わり者とか
そんな意味合いです。

 -------------

 

この歌詞解説を読むと、「僕だけがいなくなればいいんだ」という皮肉、自虐にもとれるようなニュアンス、迫害されたというニュアンスでは無くて、自分こそが黒い羊だと自認している。

黒い羊=厄介者=自分の本音を大事にすること

 

ひいては「自分らしく生きろ!」という応援ソングであると。

  

  今回の卒業公演は2番を歌わない通称ワンハーフでの披露でした。

確かにこの曲を聴いたり、MVを見たり、歌詞を読むと、2番の有無で皮肉、自虐という意味になるのか?「自分らしく生きろ!(生きる!)」という意思表示になるのか?だいぶ変わってくると思います。

 

 

果たして山口さんがそういう意図も含めてワンハーフでの披露となったのか、公演の構成上やむなくワンハーフにしたのか?これ結構変わってきますよね。意図的なのかそうでないのか?

 

 もし意図的にワンハーフにしたとすれば運営や、繋がりなどの疑いが出ているメンバーへの皮肉。私がここから去ればいいんでしょう?という。

意図的でないとしてもこんなに解釈が多岐に渡る難解な楽曲、むしろ反響を呼ぶのがやる前からわかってただろうというくらいの楽曲をやること自体どういうつもりなのかなと。

オリジナルとは振り付けを変えているんです。

自分だけが去る。自分だけが黒い羊だと。

  

山口さんはこの曲の世界観がすごくて虜だと。

 

山口さんの解釈では自分らしく生きるのではなく、一人だけで去る。自分らしく生きていくのは私だけだと。誰かを巻き込んだ応援メッセージではないと。

となるとオリジナルの黒い羊とは別物なんですよね。

 

それを卒業公演の本編最後に持ってきたということが何を意味しているか。ここから先は皆様のご想像にお任せします。

 

  

  

  

 卒業公演の様子はメモ氏のツイート参照で。しかしこの曲を披露していいと認めた運営はどういう考えだったんだろうか。

 

 

 

 卒業公演のあとにこういう話題が… 

 

  

  

www.kouzu3.net

 ここでも書いてますが、メンバー間の不仲が露呈されるのが残念でなりません。アイドルって元気や希望を与える太陽のような存在だと思っています。

頑張る彼女たちをみて感化される。そういう存在がアイドルだろうと。

なので不仲であるなとは言わないですが、表に出すなと。プロ意識が低いなぁとも感じてしまい残念です。

そういう事情が分かった中でどんなに良い歌を歌ったりパフォーマンスをしてもファンには響かないのでは無いでしょうか?

 

 

 さらにこういう話題も… 

 

この事件、 事実として明らかになっている部分がまだまだ少ないです。

もちろん顔を掴まれたとされる山口さんの精神的な被害は当事者で無ければどれほどの恐怖であったかわかりません。傷が癒えることを願っています。

しかしそれにメンバーが関与しているのか、どのようなレベルか、まだまだ不透明で背ひれ尾ひれがついて全く関係ないはずのメンバーですら憶測からあらぬ誹謗中傷を受けています。

そこにメンバー間の不仲が混ざってきたり、ファンとの繋がりが混ざってきたりと話が大きくなっています。大きくなりやすい状況と言うのも理解できますが。

 

「 クリーンな組織にしたかった」

 このようなことを山口さんは今回の内部告発に際して話していました。(元支配人が「クリーンなNGTにする」と発言していたのに(できなかったじゃないか)とSHOWROOMで言っていたことから)

これはファンと繋がりがあるメンバーがのうのうとアイドルしているのが気に入らないと取ることもできます。またそういう感情もある程度理解できます。

 

しかし先ほども触れましたが、ことの本質はいくつかある中でファンとの繋がりを絶対に許さない!ということが主軸ではなくメンバー間の不仲を起点として相互に攻撃しあう材料のひとつに過ぎないのかなと個人的には感じています。

ようは気に入らないメンバーを貶めるには「ファンとの繋がり」というタブーから攻めるのがやりやすいと。

今回の内部告発で、NGT48のみならず48グループのアイドルに対するイメージはかなり悪くなっています。

「もしかしたらあの娘も…」とファンに思わせるには十分すぎるほどの出来事だからです。

対応が後手後手に回っている運営にはかける言葉もないほどずさんだと感じますが、一方で山口さんの「クリーン」を大義名分とした敵対メンバーへのアタックというものは十分すぎるほど成功したのではないでしょうか?

 

運営がメンバーを処分しないのであれば、私が内部告発してファンにばらすと。

 

世間の反応と比べるとマイノリティな見解だと思います。

 

私も暴行事件の犯人は適正に処分され、山口さんの心の傷が癒えることを願っています。ファンとの繋がりなどがないクリーンなアイドルグループであってほしいとも思っていますし、事態がここまでに至ってしまった運営の責任は追及されるべきだとも思います。

 

しかし反面、事件に関係ないメンバーもグループ全体のイメージ悪化により被害を受けている被害者だとも思うわけです。

 

そういう見方をすると悲劇のヒロインというイメージのまま卒業できる山口さんは辞め方としては理想的だとも取れます。 反面、敵対していたメンバーを相応の状況に追い込めたという結果も残せました。

 

 もちろん現在不明な事実関係がすべて明らかになったらまた違った見方もできるでしょう。

しかしここまでの経緯を見ていると事件とは別にメンバー間の不仲があったことはほぼ決定的です。

そう考えるとこういう見方もできると思うわけです。

 

山口さんはこれからも芸能活動を続けるようです。事務所が内定したという報道もありました。

個人的には自身の目的達成のためなら、所属組織が不利益を被ったとしても内部告発をするリスクがある人材をどのようにマネジメントしていくのか、その所属予定先の事務所には聞いてみたいなぁと興味があります。

 

 

 これだけ投票した熱心なNGTファンはどこへいってしまったのでしょうか。

事件を機に全員愛想を尽かしてしまったのでしょうか。

 

全く関係ないメンバー。これはNGT以外の48Gのメンバーももちろん含みますが、日々努力して夢に向かって真っすぐ進んでいるメンバーもいます。

そういうメンバーが報われる環境にいち早くなることを改めてにはなりますが1ファンとして祈っています。

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