ここ最近良いポジションで撮影することが少ないので、今回はポジションが悪かった場合の立ち回り方について書いていこうと思います。
ライブ中、自分の過去最悪のポジションを記録しておこうとスマホで撮ってみた。縦位置を肘上げて撮るのは積極的に叩かなければならないな…。あとは撮影中に後ろからちょいちょいぶつかってくるのもブレるから悪だな…。 #イコラブ pic.twitter.com/Ajsg2qS6ZH
— こうず (@kouzu3) 2017年10月1日
一概にポジションが悪いと言っても様々なシチュエーションがあるので、今回はライブ撮影に関してスポットを当てて書いていこうと思います。
ライブ撮影でも①客席エリアであればどこから撮影しても良いという場合と、②あらかじめ運営から決められた撮影エリアから撮影するという大きく分けて2パターンあると思います。
その①のパターンの場合は比較的解決しやすくて、よほど人が多すぎて身動きが取れないほどの状況でなければ撮影できそうなスポットをとにかく探すことが大事です。
どこかしら視野が確保できる場所があるはずです。もちろんそれが後方だったりした場合では望遠レンズや脚立や踏み台(禁止の場合はそれでも視野が確保できる場所)の用意が必要になります。しかしそれは撮影ポジションが見つからないという話とは別で望遠レンズがあれば撮れるポジションや、脚立や踏み台を使えば撮れるポジションというのは単にこちら側が用意すればそのような可能性が広がるという意味で準備不足は理由になりません。
逆に身動きが取れないほどの状況に仮になった場合は、そもそもの該当イベント自体の入場者や規模などは事前に予測することができると思います。それを踏まえた立ち回りというのも準備をすれば可能です(早めに行くとか、装備を考えておくとか)。
遅刻したり、対応できる機材が用意できないなどは本人の問題で立ち回りとは関係ないと思います。なので「朝早起きするのやだー」だとか、「高くて買えなーい」だとか「重い機材なんかやだー」というのは単にわがまま()と思っているので、出たとこ勝負で頑張ってくださいとしか言えませんw
大体の現場は、それなりに早起きして、それなりの機材があれば全く撮れないなんてことにはならないと思います。(それなりの…というのは過去の私の機材関連の記事参照※右のカテゴリーから機材関連のものを選択してください)
今回のこの記事のメインテーマは②の撮影エリアの中でポジションが悪かった時にどうするか?だと思います。まさしく先日のイコラブ現場での立ち回りを含めて解説?していこうと思います。
まず、撮影可能を謳っている現場において運営のスタンスは極端だと思います。大きくわかりやすく分けると「とりあえず撮らせればいいんでしょ?」と「なるべく良い写真を撮ってもらいたい」でしょうか。運営の思惑はその動員なのか拡散力なのか収益なのかはそれぞれでしょうけどエリアなんか適当でいいやっていうのと環境改善に前向きな運営とでは全く変わってきます。
件のイコラブでは莉乃cのおかげでかなり改善しているとは思いますが、逆に莉乃cが関与していなかったらソニー仕切りなので撮可という発想自体にならなかったはずです(乃木坂で受けたソニー仕切りの仕打ちは一生忘れない恨み←)。
さて、ではエリアでのポジションが悪かった場合どうするか?
一番簡単かつ合理的な案としては、装備の面での可能性を広げるという先ほど書いたことがさらに重要になってきます。
例えば、望遠レンズ等の装備は無いとかなり厳しいように感じます。なぜなら人と人の間から被写体を捉えるということを前提で話すならば、トリミング前提でも良いですが、なるべく被写体に焦点を合わせた環境にできることが大事になってくると考えるからです。人の肘や頭やレンズフードなどが被ってしまうような環境の中で、一瞬被写体が捉えられるといったような極限wな状況であれば、ある程度決め打ちしてそのような撮り方をして、その後じっくりと選別して使えそうな写真を選ぶという方法もアリだとは思いますが、きちんと構図の中に被写体を捉えることが基本となるのではないでしょうか?
そのような装備が用意できないのであれば素直にあきらめるか、とにかく被写体を追って撮り続けて、使えそうなものをきちんとトリミングするとかしかないと思います。
つまり、ポジションが悪かった場合を想定して望遠レンズやそれなりの画素数のある機材(トリミングを考慮して)を準備したりすることが大事だと考えます。
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一方でそのようなポジションが悪かったカメコがライブビュー撮影という暴挙()を含めて、他者に迷惑になるような行為は控えるべきかなとは思います。(最後方で後ろに人がいない場合はまぁどうでもいいですが)
これは前回記事にしたマナーの問題(肘上げ撮影やスマホ上げなど)の話題になりますので、それに関してはそちらをご覧ください。
まとめると…
- 装備は揃えておこう(望遠レンズや脚立、踏み台など)
- 寝坊はしないようにしよう(ある程度早起きしてポジションを選べる可能性をあげよう※ただし徹夜はいかがかとw)
- 整理券がランダムな場合は運気をあげておこう←w(番号が悪ければその番号で戦うしかこればっかりはしょうがない)
- 目当てのメンバーがいる場合は立ち位置等は把握しておこう(エリアにもよりますが上手や下手に分かれている場合、事前に立ち位置が把握できる、もしくは予測できるならそちらのサイドに行きましょう)
- 視野の確保と周りの状況に頭を使おう(選んだポジションでの視野の想定、前の人の身長や機材を事前に考えてどうやってとるかシミュレーションしておきましょう。もちろん後ろの人にもできる限り配慮してあげましょう←肘上げなどはやめてあげましょう)
こんな感じでしょうか。全く出たとこ勝負で撮影に臨むのと、少しでも事前準備するのでは同じ悪いポジションでも結構変わってきます。
是非参考にしていただければと思います。