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9/16アルビレックス新潟VS鹿島アントラーズ【Jリーグ第26節】

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スタメン

GK

1 大谷 幸輝

DF

8 小泉 慶

27 堀米 悠斗

50 富澤 清太郎

44 大武 峻

MF

6 磯村 亮太

9 山崎 亮平

13 加藤 大

40 小川 佳純

7 ホニ

FW

11 ドウグラス タンキ

【こうずのチーム採点・寸評】

新潟5

良かった点から…

タンキとホニのゴールシーンは本当に良かった。

タンキのゴールは起点になった山崎のスルーパスが痺れた!山崎が毎回あのクオリティのプレーができるのであればかなり期待値が上がるのだが。

前半の小川は良さが出ていたものの、後半はあまりに鹿島の攻撃を受けすぎていてあまり目立てなかった。

磯村の攻撃参加がここぞというときに効いていて、ますます富澤のボランチ起用ができれば…と思ってしまった。早く大野が復調してくれないものか。

前半、かなりピンチな場面も多かったがよく守っていた。大谷は結果的に4失点したが、守備陣全体の問題でもあるだろう。

以前のように安易なハイボール処理が減っただけでも良しとしなければ。ただでさえまともに使えるGKの選手層がJ1屈指の低さであるのだから。

悪かった点…

後半あまりに鹿島の攻撃を受け身になりすぎた。あれではどんなに守備が良いチームでも失点する。ましてやアルビは最下位で失点数ワーストであるのだから4失点もある意味納得。

しかしながら、そこを踏まえて采配するのが監督の仕事ではなかろうか?

思い切ったフォーメーションチェンジやポジションチェンジに賭けてみてもよかったのではないか?と書いていて思い出したが、ロペス監督は練習でもやったことがない選手交代をして大失敗をしている前科があるので采配の引き出しは少ないのだった。それでは今回の結果も致し方ない。

レオシルバは敵に回すと非常に厄介だと改めて感じた。逆にあれだけできる選手がいれば残留できるよなぁとも感じた。

去年レオと一緒にやっていた選手も出ていた中で、レオがどんなボールを狙っていて、どういう動きをするのか?どういう攻撃の起点になるからどう動くのか?癖とかわかっているだろうに全く対策できていなかったのは、やはり選手や指導者の質が低いのかと落胆した。

選手自体を非難するよりも、最も非難されるべきはそのような体制で始動し、付け焼刃の補強ではどうにもできない状況まで追いやったフロントであることは言うまでもない。

小泉のサイドがものすごく狙われていた。また小泉自身の出来もよくなかった。本職の右SBは西が移籍して以降まともな選手が不在のままである。

加藤はレオにさんざん狙われていた通り、アルビの全選手の中で一番ボールを奪われやすい選手で、端的に言うと穴だ。

原と替えたまではよかったものの、原を右SBにして小泉をボランチに戻す等の交代策くらい気を利かせられれば引き分けでは終われたかもしれない。

自分がアルビと対戦するチーム側の監督であればアルビ対策は非常に簡単だ。前半守り切って後半に怒涛の攻撃をしかけて点を取ってしまえば勝手に崩れるからだ。

じゃあアルビはどうすればいいのか?

前半取れる場面できちんと点を取り、相手が後半修正してくる場面を早めにリカバリーして、無失点の時間帯を極力長くするしかないのだ。

もし先制されてしまった場合は、無理に動かず後半開始に勝負を賭けるような戦い方しかできないだろう。

最下位チームのメンタルとはそれだけ脆く、能力を100%発揮させることの大変さとはそれだけ大きいのだ。

だからこそ監督コーチの役目は重大だし、そのような編成をしたフロントはさらに責任があるのだ。

来年J2になった場合、まったくチームが変わってしまう可能性がある。選手も少なくはない人数が入れ替わるだろうし、そもそも現在の戦力ですらまともにJ2を戦えるかさえ不安である。

フロントの体制の改革、明確なビジョン、それに連動した適材適所への補強、これがなければすぐにはJ1に戻れないだろう。

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