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会いに行けるアイドルに会いに行けない現場でヲタクが課金する現状【AKB48/SHOWROOM課金イベントに思うこと】

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f:id:kouzu345:20191216142139j:plain ども、こうずです。

 

ちょうど今、SHOWROOMという配信プラットフォームでAKB48グループのメンバーがTGC(東京ガールズコレクション)への出演をかけて(上位3名が出れる)イベントをやっています。

先日話題になることが起こりました。

 残り10分での順位がこちら↑

 

 

しかし残り数分で数百万単位の課金バトルが起こるってすごいよね…オークションみたい。。。

 

 

そして順位が確定…

 

1
清水 里香(NMB48 チームN)
合計ポイント: 29713427pt

2
荻野 由佳(NGT48)
合計ポイント: 29108541pt

3
福田 朱里(STU48)
合計ポイント: 28551676pt

4
運上 弘菜(HKT48 チームKⅣ)
合計ポイント: 27947024pt

 

  

  

 100万円分の課金アイテムを投げたこの山内氏というのはどういう方かはわからないけど意外とあっさりとしたコメントしているあたりすごいですよねwまぁお金がなきゃ課金もできないわけで、お金がある方なんでしょうけどすごいですよねw

 

  

 これは人それぞれだと思うんだけど、個人的にはアイドルは接触してなんぼ。そもそも[会いに行けるアイドル]というコンセプトで劇場公演にハマって、ハマりだした当時はほぼ毎日のように劇場に通っていたので(メール抽選が始まるまでは)、こういう配信みたいな実際には会えていないようなものに多額のお金をつぎ込むというのは個人的にあまりしないんですよね。

「あまり」しないだけで、もちろん知られてるメンバーで1万や2万円くらいの課金はすることがあるのですが、それはいろいろなタイミングが重なった時くらいなもので。。。

 

  こんなツイートしてるけどこんな記事を書いているんです。

www.kouzu3.net

 このイベントは単純に横ちゃんの水着姿が見たい!←(ゲス顔w)という、ヲタ側のモチベをそれなりに上げる要素がありましたw

でも今回のTGCのイベントって男性1名では入場できないんですよ。東京ガールズコレクション。もちろんランウェイを歩きたいという推しメンの願いをかなえるべく支えるのがヲタクというもの(という理屈)なんですが、成果物を共有しづらい企画ではあるなぁと感じています。蜷川さんがいかにすごい人かどうかは全く関係なく、誰でも見に行ける現場ではないということに違和感を感じているわけです。

 

ようは会いに行けるアイドルなのに会いに行けないじゃんって思うのです。

そもそもSHOWROOMってのが配信プラットフォームなわけですからLIVEではあるけどリアルでは無いわけですよ…。実物の本人が目の前にはいないという意味で。画面上でしかいないわけです。

 

 個人的には運営のやり方にも疑問を感じています。

もちろんアイドルという環境自体が競争する環境であるから何かにつけて順位がつくことはむしろ当然だと思っているんだけど、こういうのって今まではSHOWROOMでの課金イベントにせず決まった選抜メンバーが数名既に選ばれていて、●●ちゃんTGCに出演!って告知がされる。そんなお仕事の一つだったはずなのに、いつの間にやらヲタクから金を搾り取る集金ツールに変貌してしまったのもなんだかもやっとするわけで…。

 

そもそも48Gのメンバーのほとんどがなぜ選抜を目指すのか?それはそういう仕事が選抜メンバーから優先的に実質選ばれ、割り振られてきたからでもあります。

選抜メンバーの方が圧倒的に外仕事と呼ばれるAKB村以外の仕事(テレビ出演等)をこなすことが多いためです。シングルの選抜に入るということはそういう楽曲の選抜以外にも露出が増す様々なメリットがありました。

 

しかし最近はこのようにSHOWROOMを含めた様々な媒体でファンに課金させて決定した順位でメンバーを選定することが増えてきました。 

 

これはすなわち選抜という価値が落ちることと同時に現場系以外のファンもつかむ必要が出てくるという、一種の方向転換のきっかけになりうる、むしろなりつつある出来事なのです。

 

以前は握手会が盛況なメンバーが選抜になる(≒現場人気)

運営が決めてばかりの選抜メンバーはどうなんだ?ということになり年1で選抜総選挙という機会が設けられ(≒ファンが投票≒現場人気+在宅人気)

選抜メン=外仕事も優先的に得られていました

しかし、

最近は外仕事を課金イベントで決める(選抜=外仕事を得やすいという方向からシフト=現場人気<在宅人気にウエイト)

 

外仕事を課金で決めることそのものがうまくないのではなく、コンセプトである「会いに行けるアイドル」がどんどん薄れてきてないか?ということに、一応2007年からAKBのヲタクをやっている私は危機感を感じているのです。

私はAKBグループは「会いに行ける」ベースの劇場公演がなくなったら終わると思っています。

しかし数年前からSHOWROOMでの発信がメンバーに解禁されて以降徐々に現場がリアルからヴァーチャル的なものへ移行していっている感覚があります。

握手会によく行く顔も名前も見知ったファンよりも、顔も名前もわからない、ただハンネとアバターしかわからない誰かが多額の課金をしてくれたらそのファンの方が大事に思われる時代が来るかもしれないわけです。それは違くない?wということ。もちろんたくさん時間もお金も使った人が優遇されるべきだとは思うんだけど。アイドル現場の軸がヴァーチャル的なものになってしまったら本質的にそもそもそこにいるのはアイドルである必要がなくなるんじゃないかと思うのです。

 

 課金イベントをするにしてももっとやり方があるでしょうと。よりリアルな現場に寄り添った企画であるべきだと個人的には考えています。

 

  

 ベテラン()の言うことは違いますね。こういう発言ができるくらいメンバーに余裕を持たせてアイドルさせてあげてよ…と個人的には願うばかりです。

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